スタジオジブリが発行しているフリーペーパー「熱風」にて連載されていた三浦雅士さんの長編評論が、「スタジオジブリの想像力 地平線とは何か」というタイトルとして発売されました。
書籍情報
出版社 : 講談社
発売日 : 2021/9/1
言語 : 日本語
単行本 : 386ページ
寸法 : 14 x 2.7 x 19.5 cm
目次
第一章 絵より先にアニメがあった
第二章 なぜ宮崎アニメでは空を飛ぶのか
第三章 飛翔する力がジブリを創った
第四章 地平線という主人公ーーギブソンと宮崎駿
第五章 恋愛の地平線ーー「天空の城ラピュタ」
第六章 地平線と火の接吻の物語ーー「ハウルの動く城」
第七章 内面空間としての地平線ーー「千と千尋の神隠し」
第八章 地平線の比較文学ーーフォード・黒澤・宮崎駿
内容紹介
西洋ルネサンス絵画と日本アニメは視覚芸術における空前の事件である!なぜ宮崎駿の作中人物は空を飛び、火と接吻するのか?スタジオジブリを人類史のなかに位置づける、壮大にして野心的な試み。『熱風』の連載、待望の書籍化!
「熱風」2020年3月号~2021年3月号の間に9回にわたり不定期連載(2020年5月号、8月号、10月号、11月号を除く)され、単行本化にあたり大幅に改稿しています。