「アーヤと魔女」が8月27日に劇場公開決定しました!
当初は4月29日に封切られる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況に鑑みて延期が発表されていました。
無事に上映できそうでよかったです。
今回は、「アーヤと魔女」の詳細と今後追加で情報があった場合にまとめていきたいと思います。
目次
「アーヤと魔女」
昨年12月30日(年末)にNHKで放送された「アーヤと魔女」が、4月29日(木・祝)から全国の劇場で上映されることが決定しました。
元々、映像・音響を劇場クオリティで制作していた本作ですが、一部新たなカットを追加するようですね。
詳細に関してはこちら→「アーヤと魔女」原作・アニメ版・劇場版 違い内容まとめ・映画がより面白くなる!
劇場のスクリーンで観る「アーヤと魔女」は絵も音も格別でしょうね!
「ハウルと動く城」のダイアナ・ウィン・ジョーンズが著した児童文学を、ジブリ初の全編3DCG化した本作は今後さらに話題になっていく事でしょう。
コメント
「アーヤと魔女」に関する宮﨑駿さん、宮崎吾朗さん、鈴木敏夫のコメントを紹介します。
・宮﨑駿さん
「アーヤと魔女」の児童書に出会ったとき、こんないい企画はないと思いました。アーヤのしたたかさというのは、ずるいということじゃない。昔はみんな持っていて、なぜか無くしてしまったもの。こんな時代を生きるために、必要なことなのです。
今回CGを使うということで、どういう風にやるんだろうと思っていたけど、出来上がったものを見て、不満がなかったです。鉛筆で描かなくて、CGであることによって、解放されています。映画は面白かった。
とても良いスタッフがそろって、作品が持っているエネルギーをちゃんと伝えていて、面白いんです。本当に手放しで褒めたい。単純に面白いと言えるのは、良いことなんです。
・宮崎吾朗さん
アーヤを劇場で上映していただけるなんて、本当に幸せです。
大きなスクリーンで観るアーヤは音も格別です。
沢山の方に観ていただけることを心から願っています。
・鈴木敏夫さん
昨年末、沢山の人に観てもらった、アーヤ。
コロナの空気を吹き飛ばすアーヤの元気な姿を、ぜひ映画館で観てください。
あらすじ
わたしはダレの言いなりにもならない。
1990年代イギリス
赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。
しかし、ある日やってきた二人組、魔女のベラ・ヤーガと彼女と共に暮らす男マンドレークに引き取られることになる。
・ベラ・ヤーガ
「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちにつれてきたのは、手伝いがほしかったからだ」。
・アーヤ
「じゃ、決まりね。おばさんが私に魔法を教えてくれるかわりに、私がおばさんの助手になったげる」
魔法を教えてもらうためにいくら頑張っても魔法を教えて貰えないアーヤは、生まれて初めて自分の思い通りにならない環境の中でどう立ち向かっていくのか。
ストーリに関してはこちら→アーヤと魔女・NHK・劇場版物語内容・結末
主な登場人物
・アーヤ:孤児院に住む10歳の少女。
声:平澤宏々路(ひらさわ・こころ)。
・ベラ・ヤーガ:アーヤと暮らすド派手な魔女
声:寺島しのぶ
・マンドレーク:同居人で長身の怪しげな男
声:豊川悦司
・トーマス:魔法の秘密を知る使い魔
声:濱田岳
■YouTube予告
また、「アーヤと魔女」の予告編が東宝のYouTubeチャンネルにて公開されています。
是非見てはいかがでしょうか。
宮崎駿さんのロングインタビューもyoutubeにアップされています!
8/27の上映が楽しみですね!
興収ランキング初登場12位!【北米公開】
「アーヤと魔女」が北米で劇場公開された公開1週目の北米興収ランキングが発表されました。
残念ながらベストテン入り叶いませんでしたが初登場12位となりました。北米の430館で劇場公開され、およそ9万ドルの興行収入を記録しました。
本作の北米配給を担当したのは、数年前からジブリ作品の北米配給をすべて請け負っているGKIDSであり、アカデミー賞長編アニメーション賞に強い配給会社として知られており、『かぐや姫の物語』や『思い出のマーニー』、そして細田守監督の『未来のミライ』と、すでに3本の日本のアニメーション作品をアカデミー賞候補へと送り出しています。
『アーヤと魔女』も、来月ノミネートが発表される第93回アカデミー賞の長編アニメーション賞にエントリーされており、ノミネートへの期待が掛かっています。
第48回アニー賞 最優秀ストーリーボード賞ノミネート!
また、(現地時間)3月3日にアニメ界のアカデミー賞とされる第48回アニー賞のノミネーションが発表されました。
そして、「アーヤと魔女」も以下の2部門にノミネートされています。
・ストーリーボード賞(宮崎吾朗監督)
・声優賞(ベラ・ヤーガ役のヴァネッサ・マーシャル)
ヴァネッサ・マーシャルさんは英語版「アーヤと魔女」でベラ・ヤーガ役を務めた方ですね。
第48回アニー賞授賞式は新型コロナウイルスの影響により、4月16日にバーチャルイベントとして開催され、そこで、受賞者・作品が発表されます。
お見逃しなく!
アーヤと魔女の豆知識に興味ある方はこちら→アーヤと魔女・豆知識