1989年に映画化された「魔女の宅急便」は日本はもちろんのこと、海外でも人気が高い作品です。
「魔女の宅急便」英語版の英会話は平易な英単語が使用されており、何より聞き取りやすいセリフですので、学習には最適です。
このページでは、「魔女の宅急便」の日本語版と英語版のセリフを比較することで、会話を楽しんでいただけたらと思います。
今回は5回目です!
前回ページを見ていない方はこちら→《英語学習・魔女の宅急便》宅急便スタート!
また、各場面ごとに「ワンポイント!」として英語学習用に解説しています。
よかったらそちらも御覧ください!
このページでは、ウルスラさん登場から紹介します。
ウルスラさん登場!無事にぬいぐるみを手にして良かったです!
無事に黒猫のぬいぐるみを見つけたキキ、そしてウルスラさんと出会いました!
キキとウルスラさんとの会話を日本語と英語のそれぞれでお楽しみください!
Kiki:
Hello! Anyone home?
Is anybody here? Anybody? Hello? Anybody here?
ごめんくださーい!どなたか いらっしゃいませんか?ごめんくださーい。
Ursula:
Yes! Stop shouting! I’m on the roof. What do you want?
ハーイ、今 手が離せないのー上がって来てくれる?
Kiki:
Why don’t you come up?
ハッ!
Ursula:
Good, birdie. Hold it right there. What do you want?
なぁに?
Kiki:
Oh, Well, you have a black cat in your cabin window.
And you see, it’s mine, and I need it back.
あの、窓のとこにあるヌイグルミの黒猫、私が落とした物なんです。
Ursula:
You’re a good birdie, aren’t you?
いい子ねぇ。動かないでね。(カラスを見て)
さっき 森で拾ったのよ。
Kiki:
I’m sorry, but, uh, I’m kind of in a hurry.
あの… 返してくださいますか?
Ursula:
So why was it alone in the forest, huh?
Kiki:
That’s where I dropped it. Um…May I have it back, please?
Ursula:
I really need to finish this.That’s my girl.
You’re just about through, okay?
Well why didn’t you tell me sooner why you needed it in such a hurry?
He keeps me company. I’ve gotten sort of fond of him, you know.
ちょっと待って 今いいとこなの、ステキよーあんた美人だねぇ 。(カラスを見て)
なんだ そうならそうと早く言えばいいのに!ちょっと気に入ってたんだ。
Kiki:
Thank you. Oh no! His head’s falling off.
すみません…アッ!やぶけちゃってる!
Ursula:
Ooh, it must have been the crows.
They wren making such a big fuss over him.
カラス達の仕業ね、あの時騒いでいたから。
Kiki:
This is terrible! I can’t deliver it like this.
どうしよう お客様の物なのに…
Ursula:
Hey! I know! How about we work out a deal?
So, you’re on your own at 13!
That’s pretty exciting.
To be completely independent and a witch. Impressive…
ねぇ 交換条件っての どう?(キキが部屋掃除をする)
13才で独り立ちねぇいいね 私 そういうの好きよ。
Kiki:
How’s it going?
あの… 直ります?
Ursula:
Trust me. It’ll be good as new! Hum…almost done.
任せとけって。
ワンポイント!
無事に黒猫のぬいぐるみを見つけ出せて良かったですね!
さて、今回紹介したいフレーズは「keep me company」です。
ウルスラさんがキキに黒猫のぬいぐるみを差し出すときに言ったセリフですね。
He keeps me company.
ここで、he はウルスラさんが拾った黒猫のぬいぐるみを指しています。
company自体が仲間や友達といった「誰かといっしょにいる」意味合いを持ち、
それをkeepした状態にするので、
「keep A company」で「Aといっしょにいる状態にする」という意味になります。
◼︎よく使用されるフレーズは?
どこかへ行く時などに、一人で行くのは寂しいから付き合ってついていく際に
Keep somebody company (~の付き合ってついていく)
と言います
今回の「keep me company」を使用して、
Thank you for keeping me company.
(付き合ってくれてありがとう)
が良く聞くかもしれませんね。
雰囲気としては、自分がどこかへ一人で行かないといけない時に、
付いてきてくれた相手に対して感謝する言葉です。
今回ウルスラさんは、気に入っていた黒猫のぬいぐるみとお別れしなくてはいけない状況になって寂しい気持ちになったのでしょうね。
ウルスラさんのさみしがりやな一面が出ていていいですね。
ぬいぐるみを届け、無事ジジ解放!
仲良しなケット家族の会話を日本語と英語のそれぞれでお楽しみください!
Ket:
Jeff likes my present more than me!
ほんとうにジェフって変わってるよ
Ket’s mam:
Jeff is such a funny dog. He simply adores that stuffed cat. He won’t leave it alone.
おかしいのよ, ジェフったら猫のぬいぐるみがすっかり 気に入っちゃって放さないの。
Ket’s dad:
He thinks it’s a puppy.
子犬と思ってるんじゃないかな。
Older Woman:
He’ll be upset when Ket wants to take it and play with it.
He sure will. He sure will!
マキが聞いたら怒るわね。
Ket:
いいんだ, ジェフにあげるんだよ, ぼく。
Ket’s mam:
Just don’t forget to send your aunt the thank-you note.
マキおばちゃんに手紙 書いたら?
Ket:
Okay.
Ket’s mam:
Ket!
Ket:
Okay!
Older Woman:
Well I’m glad to see Jeff excited about something.
He’s getting to be such an old dog.
ジェフもすっかり年を取ったからね、優しくしてあげるのよケット。
Ket:
Yeah, all he does is sleep all day!
でも 寝てばかりいるよ
Ket’s dad:
All day! Ha ha…
Ket’s mam:
Ket dear, go open the door. Jeff wants to go out.
ケット、ジェフが出たがっているわ、開けてあげて。
Ket:
Jeff, shut the door when you’re done, okay?
ハーイ!すんだら自分で閉めるんだよ
Kiki:
There you are!
ジジ!
Jiji:
What took you so long?
遅いよぉー
Kiki:
I’m sorry.
ゴメンね
Jiji:
My friend, Jeff, helped me to escape.
Kiki, if we ask him, I bet he’ll take the stuffed one back inside.
He’ll do it! He’s a good dog!
あのヒトが助けてくれたんだよ、ヌイグルミを届けてくれるって…
Kiki:
Could you take this in, please?
お願いできますか?
Jiji:
See. What did I tell ya! Isn’t he the greatest?
Thanks,Jeff, you’re a real pal! I owe you one!
ワンポイント!
ジジが無事にキキもの元へも取れて良かったですね。
さて今回紹介したいフレーズは「What took you so long?」です。
キキの帰りを待っていたジジがいったセリフですね。
What took you so long?
遅いよぉー
「遅かったね、何してたの?」「どうしてこんなに時間がかかったの?」といったことを言いたい時いう定番のフレーズです。
こういった「時間がかかる」といった時には「take」を使用することが多いことは知っておいたほうがいいです。
また、遅れた理由を聞くフレーズですが、少し批判が入った表現になりますので、親しい人に飲み使ったほうがいいセリフですね。
今回はジジとキキの間柄だから成立したセリフですね。
商品紹介
興味がありましたら是非英語学習に役立ててみてください。
◼︎商品紹介
◼︎関連商品紹介
「魔女の宅急便」のストーリーを英語で読んでみてはいかがですか?
文字だけの小説と異なり、絵本だと絵からの情報が内容理解の手助けをしてくれます。
英語絵本