ジブリが好きな人なら一度は行ってみたい場所は「三鷹の森ジブリ美術館」ではないでしょうか。
このジブリ美術館の地下1階にある画像展示室にある「土星座」では期間毎にオリジナル短編アニメーションが上映されます。
この短編アニメはジブリ美術館でしか見ることができず、しかも時期によってそれぞれ1作品しか上映されないため、興味がある短編アニメを見るタイミングを逃してしまうと次はいつ見ることができるのだろうか、、、となってしまうかもしれません。
今回は、ジブリ美術館で上映される可能性がある作品を紹介します。
目次
まずは土星座について!
写真:ジブリ美術館
ジブリ美術館の地下1階にある映像展示室「土星座」では、ジブリ・オリジナル短編アニメを見ることができます!
「土星座」は80人ほどが入れる小さな映画館ではありますが、ここでしか見ることのできないオリジナル短編アニメが上映される上に、天井には青空が、壁には色とりどりの草花が描かれ、雰囲気バッチリです!
ここでは、1日に何回も上映しているので見逃すことはないと思いますが、しっかりと上映時間は確認しておき、少し早めに「土星座」についておいたほうがいいでしょうね。
オリジナル短編アニメーション作品一覧
それでは、「土星座」で上映される作品を紹介します!
・くじらとり
© 2001 中川李枝子・大村百合子・Studio Ghibli
・コロの大さんぽ
© 2001 Studio Ghibli
ある日、学校へ出かけた飼い主の少女サワ子の後を追おって外へ飛び出した仔犬のコロ…途中サワ子を見失い迷子になってしまう…果たしてコロは無事にサワ子の元へ戻ることができるのか?
・めいとこねこバス
© 2002 Studio Ghibli
主人公は「となりのトトロ」ではおなじみのメイ。
自宅の庭で見つけた不思議なつむじ風と遭遇したメイは、つむじ風を家の中に閉じ込めてしまう。
しかし、そのつむじ風は実は親とはぐれた「こねこバス」だった…?果たしてこねこバスは無事に親元へ戻ることができるのか?
となりのトトロに別の物語があるのは意外でしょうか。
詳細はこちら→「めいとこねこバス」紹介!「となりのトトロ」には続編があった!
・やどさがし
© 2006 Studio Ghibli
新しい家を求めて旅立つフキの元へ「ザー」「ぞぞぞ」と音を立てて次々と奇妙なものたちが訪れる?
果たしてフキはどう乗り越えていくのか?
そして、「やどさがし」で使用される効果音などは全て人の声で表現されており、この手法は後に「風立ちぬ」でも採用された手法です。
詳細はこちら→「やどさがし」紹介!「風立ちぬ」効果音に影響を与えた本作の魅力とは?
・星をかった日
© 2006 井上直久・Studio Ghibli
時間局から逃れる為に家でした少年ノナが、ひょんなことから、不思議な女性ニーニャと出会い農園の小屋で新しい生活を始める。ある日、謎の行商人と出会ったノナは、自分の育てたカブと小さな星の種と交換してしまう。はたして…?
この「星をかった日」と「ハウルの動く城」には意外な共通点があることをご存知でしょうか。
この話を知っていると「星をかった日」がより楽しめること間違いなしです!
関連ページ→「星をかった日」の裏設定!「ハウルの動く城」との関係性とは?
・水グモもんもん
© 2006 Studio Ghibli
水ぐものもんもんはアメンボのお嬢さんと出会い恋をする。
しかし、もんもんは何とか好かれようと近づくが嫌がられてしまう。
そんなある日、魚に食べられそうになるアメンボのお嬢さんを目撃する!
果たして、もんもんの恋の行方は?
・ちゅうずもう
© 2010 Studio Ghibli
山奥に住んでいたジイとバアは、ある日偶然ネズミたちの相撲を見かける。
自分の家のねずみたちが負けてばかりいることをしり、美味しいご飯を食べさせて勇気付ける。
果たして勝利の行方は?
・パン種とタマゴ姫
© 2010 Studio Ghibli
ヨーロッパの水車小屋に暮らす、強い魔力を操るバーバヤーガにこき使われていたタマゴ姫…ある日、ある日、パン種をこねていると、パン種に生命が宿り動き出す。パン種と共に逃げ出すタマゴ姫達の運命は?
本作についてより知りたいという方は以下のページをみてください。
詳細はこちら→「パン種とタマゴ姫」作品紹介!着想は「穀物の収穫」と「おむすびころりん」?
・たからさがし
© 2011 中川李枝子・大村百合子・Studio Ghibli
ゆうじとウサギのギックが見つけた棒の所有権をめぐって互いに競いあう。
人間とウサギの友だち同士の戦いは決着することがなく、おばあちゃんの知恵を借りに行く。
果たして勝利の行方は?
・毛虫のボロ
© 2018 Studio Ghibli
卵からかえったボロ見る世界は驚きと輝きで満ちていた!
世界へ飛び出したボロに待ち構えいた世界は楽しいことだけではなく辛いことも…?
毛虫目線から世界はどう見えているのか?
初のCGを取り入れたジブリ作品であり、ボロの声や効果音など前編全てをタモリさんが担当しています。
詳細はこちら→「毛虫のボロ」作品紹介!〜CGへの挑戦・作成秘話など〜
※「やどさがし」「水グモもんもん」「パン種とタマゴ姫」「毛虫のボロ」以外の作品は、聴覚に障害をお持ちの方向けに1日に数回日本語字幕付きでの上映を行っているようです!
今後、都度上映されている作品を宣伝したいと思います!
どれも魅力的な作品ばかりですので、ぜひジブリ美術館へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
関連ページ→《三鷹の森ジブリ美術館》の魅力!チケット購入方法・購入できなかった場合は?【施設情報】